今回は浮気調査を検討している方向けに、
浮気調査の方法や、浮気調査を探偵に依頼した際、
どういった情報・証拠が得られるか、を簡単に解説していきます。
浮気調査とは、
などを突き止める調査のことです。
浮気調査は素人が自力で行うこともできますが、調査の目的によってはプロ(興信所・探偵事務所)に任せた方がスムーズな場合もあります。
まずは、浮気調査のよくある目的を4つご紹介していきます。
本当にパートナーが浮気をしているのなら、その真実を掴みたい、と願っている方は多いはずです。
真実を知ったあとにどうするかはさておき、今後の身の振り方を決めるためにもとりあえず本当のことが知りたいと感じ、真実の追求を目的に浮気調査をする人は一定数存在します。
相手が浮気をしていると確信しており、浮気されたことによる精神的な損害を慰謝料として請求したいと考え、浮気調査をする人も多いです。
相手が浮気を認め、示談だけで慰謝料を支払ってくれたらスムーズなのですが、こじれると裁判にまで発展するケースもあります。
そういった場合の裁判では、浮気による慰謝料請求ができる証拠を提供する必要があるのです。
浮気による慰謝料請求ができる証拠というのは、肉体関係を持った証拠のことです。
たとえば、ラブホテルに出入りしている写真だったり、お互いの自宅などのプライベート空間に一定の時間滞在したりした証拠です。
なかなか素人の調査では限界がありますので、裁判に発展する可能性があるのなら、プロに浮気調査を依頼した方がいいでしょう。
浮気をしている人は、簡単には浮気をしているとは認めません。
浮気をしているはずなのに、尻尾を掴むことができずに悔しい思いをしている方は少なくないでしょう。
別れたいけれど相手が浮気を認めてくれず、浮気の証拠をつきつけて別れ話をスムーズに進めたい、という動機から、浮気調査に乗り出す人もいます。
離婚をしたい、というときにも、浮気の証拠があれば話が手っ取り早いでしょう。
浮気したからと言って、子供がいたり、さまざまな家庭の事情から別れを選ぶことができない人も大勢います。
そこで、浮気を認めさせ、もう二度としないと誓わせたうえで、関係をゼロからやり直したいと考える人も多いのです。
浮気調査によって証拠がそろっていれば、ぐうの音もでないでしょう。誓約書などで今後について取り決めれば、浮気被害者の気持ちも晴れるはずです。
次に、探偵に依頼した場合の浮気調査の方法についてみていきましょう。
まずは依頼者にヒアリングを行います。
など、様々な情報をヒアリングし、浮気現場になりそうな土地の周辺の地図を調べたり、現場を下見したりします。
いつ浮気するかわからないにも関わらず闇雲に尾行や張り込みをすると、貴重な調査時間や調査料金を無駄に消費してしまうことになります。
そのため、探偵は浮気する可能性が高い日を考えたり、依頼者から聞き出したりして尾行・張り込みをする日を決定します。
当日は、会社や自宅から尾行を開始し、喫茶店やホテルに入った場合は出てくるまで張り込みをします。
粘り強く、ターゲットはもちろん周辺の人間にも怪しまれずに張り込むのは、経験豊富な探偵でなければ難しいことです。
依頼者と対象者が共同名義の車を使っている場合は、車にGPS発信機をつけることも可能です。
(※仕掛けるのは依頼者)
GPS発信機を追えば浮気の現場を抑えるのは簡単ですが、盗聴器が見つかってしまうと浮気調査が対象者にバレてしまいます。
そのため、設置する場所が重要。盗聴器に詳しい探偵にアドバイスをもらうと安心でしょう。
浮気の証拠は、ラブホテルなどに出入りしている写真などです。 そんな瞬間を撮影するためには、暗闇でも顔をはっきり写すことができる「暗視カメラ」を使用します。
浮気は昼間よりも夜行われることが多いので、高度な機械を使うことも大切なのです。
探偵による浮気調査でどんな証拠を得られるのでしょうか?
得られる証拠についても確認しておきましょう。
まずは、見たくもないかもしれませんが、浮気の事実を確認できる証拠が手に入ります。
自分の手では取得することが難しい、顔がはっきりと映った「ラブホテルの出入り映像」や「夜道や車内でのイチャイチャ映像」などを取得できます。
二人の顔がしっかり写った証拠があれば、浮気について知らぬ存ぜぬを決め込むことは難しいはずです。
浮気相手に慰謝料を請求しようと考えている場合、相手の名前や住所が必須です。
探偵が撮影した映像を通して、浮気相手の住所や勤め先、名前、どういったルックスかなどの情報を知ることができます。
場合によっては聞き込みなどにより、いつから浮気が始まっていたのか、ふたりの親密度なども知ることが可能。
浮気相手の情報なんて知りたくもない。という気持ちもわかりますが、今後パートナーの浮気防止のためにも、浮気相手の情報は知っておくべきではないでしょうか。
いざ、探偵に浮気調査を依頼すると、証拠映像のほかに、調査報告書を出してくれます。
調査報告書には、浮気相手に会っていた時間や、場所、どういった行動をとったかなどが分単位で克明に記されているため、ターゲットの浮気当日の様子をつぶさに知ることができるでしょう。
こうした正確な記述で作成した報告書は、裁判所にも提出できるものです。
今回は、浮気調査を依頼した際、どういった証拠が得られるかを解説しました。
慰謝料の請求やこじれそうな離婚問題に発展しそうだと考えている場合は、素人での浮気調査よりもプロに依頼した方が良いでしょう。
ただし、探偵への依頼料金は安価とは言えません。数十万円かかることもザラですので、質のいい探偵に依頼したいところです。
探偵事務所に依頼する際は、複数社を比較検討し、相見積もりをとってから決断を下しましょう。